なんとかなる風景 高知路上観察学会

2026年6月17日(水)〜6月30日(火)
10:00〜20:00

「なんとかなる風景」
高知路上観察学会 企画展

壊れた椅子の脚に添え木をする。割れた鉢をガムテープでぐるぐる巻く。ちぎれたネットを針金でつなぐ。

街を歩いていると、そういう風景にふと出くわす。業者を呼ぶでもなく、買い替えるでもなく、手元にあるもので「まあ、なんとかするか」と手を動かした痕跡。きれいじゃないし、正解でもない。でもそこには、困ったことに自分で向き合う人の体温がある。

2024年の「ガムテピア」では、ガムテープという素材を通じてその営みを見つめた。今回はもっと視野を広げて、素材も手段も問わずに「なんとかした風景」を集めた。DIYの原点というより、もっと手前にある衝動。暮らしのほころびを、自分の手で引き受ける姿。

一見かっこ悪いが、どこかぶかっこいい。そのかたちのなかに、人が生きている手触りがある。

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